勤務形態には 3交替制と 2交替制がある

病院勤務の看護師の勤務形態には 3 交替制と 2 交替制があります。
それぞれの勤務の始まりと終りには、必ず申し送りの時間が設けられています。

3交替制勤務・・ 1 日 24 時問を日勤・準夜勤・深夜勤の 3 つの体制で分けたもの
2交替制勤務・・日勤・夜勤の 2 つの体制で分けたもの

ある病院を例にとると、3交替制の場合、日勤は 8 : 00〜 16 : 45 、準夜勤は 16 : 00〜 0 : 45 、深夜勤は 0 : 00〜 8 : 45 となっていて、 45 分は重なる部分があります。
ここで患者さんの状態や注意点などを次の人に引き継ぐのです。
この申し送りの時間は最低 15分は設けられているのが普通です。

交替制に対する不安
2交替制の場合、夜勤が 12 時間以上に及び、長時間の深夜勤務による疲れや、夜勤にあたる看護師の数は 98年の夜勤実態調査では 1 割近くが 1 人夜勤の対応不足など、大きな問題を抱えています。

3交替制で勤務している看護師は全体の 58.2 %、 2交替・変則 2交替制勤務 は 11 . 8 %と、圧倒的に 3 交替制の方が多くを占めています。

看護師勤務データから見ると 3 交替制は減少し、 2 交替制が増加していることがわかります。
2交替制にもまったくメリットがないわけではありません。担当の看護師がめまぐるしく替る 3 交替に比べて、患者さんに安心感を与えることができたり、働く当人にとっても次の勤務までのインターバルが長く、休みの予定が企てやすいといった声も聞かれます。
2 交替制か 3 交替制かという問題は、病院の規模やそこで働く看護師の数によっても左右され、大変複雑な問題です。

多様化するシフト
そこで、人手の必要な時問に層を厚くし、看護師一人ひとりの負担を軽くするために、いろいろなシフトも試されているようです。
例えば、 2 交替制や 3 交替制でも、時問を均等割りせず、日勤の時間を長く、夜勤・深夜勤を短くしている病院や、いっせいに交替するのをやめ交替時刻を少しずつずらすことで、できるだけ多くの人員を配置できるようにしている病院も出てきています。

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