看護師の給料

看護師の給料や給料体系について

看護師の初任給

3 年課程新卒者をモデルとした看護師予定平均初任給(平成11年度民間病院採用)は、税込み総額 251,153 円(基本給 187,324 円)となっています。
これは一般事務のOLがもらう額と比べても決して低いものとはいえません。
しかし、看護師の職務や責任の重さ、夜勤や準夜勤などの長い時間にわたる深夜労働が含まれることを考えると、必ずしも労働に見合った収人とはいえないのが現実です。
収人の現状については、過半数の看護師から「満足していない」との意見が出されています。

看護師の給料(夜勤手当)

夜勤には、基本給のほかに、夜勤手当というものがつきます。
夜勤手当の平均は、準夜勤で平均 3,467円、深夜勤で 4,538円(社団法人日本看護協会「 97 年看護職員実態調査]調べ)となっています。
これについても、 2 交替制の場合なと深夜に 12 時間以上も続けて働かなければならないことを考えれば、決して満足のいく額とはいえないようです。
看護職の待遇はまだまだ改善すべき点がたくさんあるのが現実です。

勤続年数や職位によって変る給与

看護師の給与は、勤続年数や年齢、職位、働く場所などによっても変わってきます。
いったん社会人になってから看護師の資格を取得する人も増えてきていて一概にいえないのですが、基本的には、年齢を重ねればその分キャリアも積まれていくわけですから、年齢によって給料が上がっていくのは、ある意味で当然といえるでしょう。
看護師とひとことでいっても、その働く環境や仕事の内容は多岐に渡っています。
詳しく分けていけば、数え切れないほどのパターンが出てきます。
給与の額も、そのパターンに応じて変わってくるのです。

看護師の初任給など

看護師給料について・・・・
看護師の給料や初任給には勤務先、就職先により違いがあります。
病院勤務なのか?開業医での勤務なのか?などにより給料体系が違うからです。

一般的には国立病院の看護師の給与は、国家公務員の俸給表に従います。
08年度の初任給は、3年制の短大卒者で月収約21万4000円(地域手当込み・東京都特別区内勤務の場合)というデータが最新の給料データです。
県立病院や市立病院などの場合も地方公務員となるのでそれに準じた給与体制となっています。
主要都市での新卒看護師の初任給は平均約20万前後となり、これ以外に各種手当てがつくのが一般的です。

看護師の手当て

看護師給料の手当て・・・
病院勤務の場合には夜間勤務、昼勤務とありますのでそれに応じた手当てが支給されます。
夜勤には、基本給のほかに夜勤手当というものがつきこのウエートが非常に高いので「看護師は給料が高い」と言われているのです。
基本給はさほど高給というワケではありませんが、夜勤の場合は1度につき3千円~5千円程度の夜勤手当がつきます。
また勤務も2交代や3交代など職場により体制は異なっています。

役職手当など

役職手当てやキャリアにおける手当て・・・
看護師の給与は、勤続年数や年齢、職位、働く場所などによっても変わってきます。
社会人になってから看護師の資格を取得する人も増えてきていて一概にいえないのですが、基本的には、年齢を重ねればその分キャリアも積まれていくわけですから、年齢によって給料が上がっていくのは、ある意味で当然といえるでしょう。
ある程度キャリアを積むと役職が与えられます。参考:看護師の役職
役職が与えられるとそれに準じた役職手当が支給されます。役職がつくと給料面では優遇されますが当然、その他の面でも(指導や教育)責任が重くなってきます。
しかしそういった責任が看護業務のやりがいと言えるのですね。

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