看護師国家試験学科試験

看護師国家試験の科目別勉強方法

専門学校

一般入試の、まず専門学校についてみてみます。

いちばん多いのは、国語、英語、数学、理科の 4 教科を課すものです。国は国語総合、英は 1 と2 、数は1 を出題範囲とするのが主ですが、国語総合のうち「古文・漢文は除く(つまり現代文のみ)」または「古典は除く」としているところも多くみられます。

数は次いで A の出題もよくあります。分野の限定として、「数と式」、「場合の数と確率のみ」あるいは「平面図形除く」といった注意書きがつくこともあります。理科で最も多いのは生物と化学の出題です。そのいずれかを選ばせる選択制も目につきます。

出題教科が 3 つのところもあります。国語・英語・数学というのがほとんどで、または、国語・英語に加え、数1 か生物1を選択というものです。

短期大学

短期大学は、専門学校と同じく 4 教科が多いようです。ただし、選択科目の種類が増え、たとえば数学で数1 、数2 、数 A 、数2 ・ B という多様な選択肢を用意する学校もみられます。

選択科目に物理や公民(現代社会)が含まれている例も見受けられます。センター試験を利用する短期大学もあり、その場合は個別試験は学科は行わないようです。

大学

大学はというと、センター試験を経て各大学の試験に至る場合と、始めから大学で 試験を行う場合とで異なります。センター試験が 1 次試験になる大学は、各大学 で は 1 教科か 2 教科だけまたは小論文と面接だけというところも多くあります。

大阪大学では 3 教科(外国語・数学・理科)実施されています。センター試験ですでに 5 教科あるわけですから、これはかなり大変です。センター試験なしでまっすぐ人学試験になる聖路加看護大学、東京女子医科大学、北里大学などは、いずれも 3 教科、国・英・理または英・数・理です。

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