看護師国家試験:理科

看護師国家試験の科目別勉強方法
理科の過去問題や出題傾向について

出題傾向

看護師国家試験理科の勉強方
理科の特徴は、英国数と違って選択制のところが多い、ということです。
つまり生物、化学、物理のうちから 1科目または2科目、あるいは、専門学校で多い例ですが・生物 1 、化学 1 から 1科目または数学 1 、生物 1 から 1 科目といったような学校があります。
そのような場合、自分が選んだ科月に力を 注げばいいわけですから、よけいなことに貴重な時間を使わないためにも、ぜひ、志望校を早く決め、志望校の要項を確認することが大切です。
学校により差が大きいので、一般的なことを述べることは困難ですが、看護系といっことで、生物を必須科目とし、かつ比較的高度な(専門的な)問題を出す学校があるようです。
専門学校では、理科の出題は生物 1 のみというところも多くみられます。

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生物は、偏った問題が出題されるというのではなく、実にまんべんなく出題されている傾向があります。ヤマをかけたりせずに、全範囲にわたり、よく目を通しておかなければなりません。特に、暗記力がものをいう科目です。単語カードを作ったり、整理ノートを活用するというような地道な勉強方法でがんばるしかありません。
書いて覚えて、見て覚えてと時間を有効に使うのが得策です。
重要な図は、書いてみること。図を文章に、文章を図にするような練習はより効果的です。
必須科目の傾向としては、化学がそれに次ぎます。
化学は薬と密接な関係があり、入学後も看護を学ぶうえで非常に重要な科目なのです。
化学の問題は、単なる暗記ではなく、応用力を問うような問題が増えてきているため、頻出事項をチェックし、これを完全に自分のものとして理解することがまず第です。それから多くの問題を解いて、実力を高めていくことが必要。
法則は、内容 を覚えるだけではなく、法則名・発見者も関連づけて正確に記憶しておくことろ勧めます。

看護師国家試験:生物の勉強方法

生物は看護系にとっては、その専門の「先取り」ですし、出題側も専門に近いため、問題にかなり高度で専門的なものが交じる傾向があります。
しかし基本的なレべルの問題が中心ですから、あまり例外的な難問にこだわるのは得策ではありません。基本的な事項で暗記しなければならないものが多いので、そちらをおさえるほうが大切です。
よく出題されるのは看護・医療に関係の深い恒常性、物質交代で、遺伝もかなりありますが学校と年度によりばらつきが目立ちます。
出題形式では論述式は少なく、選択肢形式、または単語を答えるものがほとんどです。

看護師国家試験:科学の勉強方法

化学の場合も生物と同様、ときに例外的に難問が交じることがありますが、基本・標準レべルの問題が中心です。教科書の重要事項は確実におさえてください。
頻出分野は有機化合物、次いで物質の変化く反応熱、酸と塩基の反応、酸化還元反応など)です。
酸・塩基の定量、有機化学反応についての出題が特に目立ちます。難問は少ないのですがきちんとした知識と理解が必要な内容です。
出題形式は選択肢のものが多く、論述式や 1 つの問題が大きく深い内容を問うものは、あまりありません。

看護師国家試験:物理の勉強方法

物理は選択科目としてたまに出題される程度。その看護系の物理の出題の特徴は、力学に非常に重点がおかれているということです。
力学のほか、電気と磁気、波、原子と原子核なども少しずつ出題されています。
試験概要 難易度としては、基礎・基本的な問題が多く、難問はほとんどみられません。
公式をきちんと暗記して、典型的な問題をしっかりマスターしておけば大丈夫です。
一部大学・短大で理工学部並みの問題が含まれていることがありますが、これもパターン化されていることが多く、いずれにせよ、志望校の過去の試験問題をよく検討することが得策です。

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