学習の要点

数1数A

看護師国家試験での勉強で、看護系の受験生が最も時間をかけて試験勉強をするのは数 1 だということです。
広く浅く、もれなく確実に準備しておかなくてはいけない、また反対に、やればやるほど確実に得点が望める、という科口の特徴がよく表れているではありませんか。
看護系の数 1 はとにかく、「基本問題」は全部出る可能性があるから総っぶしの覚悟でなくてはいけません。
それなりに時間はとりますが、あまり難問に取り組む必要はなし。確実に教科書程度の問題をこなし、解けるようにしておくこと。かなり出題数も多いので、速くミスなく、を 心がけてください。それにはなんといっても、数多くの問題をこなすしかありません。

数と式
因数分解は頻度 NO1といってよい分野。
「〜を因数分解しなさい」というストレートな出題以外にも因数分解の問題は多数出題されています。
また二次関数・三次関数とグラフでも因数分解の技術は必要です。公式を確実に。
また係数を有理数の範囲(√ のある数を係数にもたない)で考えるか、実数の範囲( 2 乗してマイナスの符号になる数を係数にもたない)で考えるか、に注意。(何も指示がない場合は有理数までで止めてよい。)

二次関数
二次関数とそのグラフではグラフの移動についての問題に注意。
放物線の向きと移動の値が、最大(小)値、頂点の座標、軸の方程式とからめて出題されています。

三角比
ごく基本的な出題がみられます。主な三角比の値と公式はきちんとおさえておくこと。

集合と論理
「裏」「逆」「対偶」というような用語の意味や命題の論理記号を誤らないようにします。

集合の数と確立
順列・組合せは、言葉と記号を正しく覚えていることがなにより大切です。
n個の異なるものの中からr 固を取り出して並べるのが順列で、 nPr で表します(n= r のときn!) n個の異なるものの中から順序は考えずに取り出すのが組合せで、nCr で表します。
確率では、さいころを投げる、異なる色の玉を取り出すなどの問題が頻出です。

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